「宙のメサージュ+」をはじめます。

先週、お知らせしましたように、奇想庵の第一弾企画としまして、

京都タロット宙のメサージュ®の「宙のメサージュ+(プラス)」をはじめます。

 

原案者ミケがナビゲートする京都タロットワーク。 

そこからあふれ出てきた神話(メッセージ)を、

あなただけのノート『宙のメサージュ+』として作成します。

 

あなたの名前が刻印された美しいノートには、

たろうさんが届けた、あなたの神話が語られます。

 


 

たろうさんとは、京都タロットの精霊のこと。

 

タロティストたちは、よく話します。

 

世界と精神の架け橋となるタロットカードには、

ミステリアスで、不思議としかいいようがない作用があり、

まるで「精霊が宿っているのではないか?」と感じてしまうことを。

 

タロットに親しむほどに、精霊の存在は、

とても身近に、リアルに感じるものだと、私には思えます。

 

 

私は、京都タロットの精霊を、親しみを込めて「たろうさん」と名付けました。

たろうさんは、京都タロットの0番のカードでもあります。

 

 

たろうさんが語る、あなたの内に眠る神話、あなたへのメッセージ

 

 

『宙のメサージュ+』とは、

 

たろうさん(=京都タロットの精霊)のメッセージ入り

あなただけのオリジナルノートのこと。

 

たろうさんの声を聞き取るのは、原案者である私ミケとあなた

あなたの中の神話を、ご一緒に探りましょう。

 

詳しくは→ 『京タロ B面』のこちらまで。

 

 

 

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お知らせ いろいろ

小アルカナ解説の前に、お知らせしたいことがございます。

 

このたび、ライティング事務所「三毛庵ワークス」から、

『奇想庵(きそうあん)』へと屋号変更をし、

メルヘン屋(メルヘンの企画&制作事務所)として

再出発をさせていただくことになりました。

 

やっていることは、今までとほとんど変わりませんが、

ライティングにこだわらず、

もっと「メルヘン」に特化した業務にシフトチェンジし、

念願だったメルヘン屋としてのお仕事をさせていただく所存です。

 

京都タロットの読者さまにとりましては、

より楽しく興味深く感じていただけるものを企画、製作中です。

どうぞ、引き続き、お楽しみいただければ嬉しいです。^^

 


 † ミケのサイト案内 †

ご覧のこのサイトは『京都タロット宙のメサージュ®』の公式ホームページです。

京都タロットカードに親しんでくださる方が、

カードの意味を知りたいときに開けていただくために作成しているページです。

 

右サイドバーとの間にある、薄紫のラインの下方にある

小さな虫メガネのアイコンをクリックしていただくと、

検索窓が開きますので、そこに調べたいキーワードを入れていただきますと、

該当のページが開くようになっております。

どうぞ、ご利用くださいませ。

 

 

尚、こちらは、京都タロットの内容を極シンプルにお伝えするサイトですので、京都タロットについての雑感や、関連の各種情報につきましては『京タロ B面』の方に書いております。(実は、あちらの方が面白いと言われていまして…^^;)。よろしければご参考までにごらんください。

また、メルヘン屋としての業務日記を『奇想庵乃業務日誌』(←そのまんまのタイトル)に日々、控えております。忙しいのかお気楽なのか不明のバタバタ活動記。まだ書き始めたばかりですが、すでに「楽しみにしています」とのお言葉1通、、、こちらも合わせてお楽しみください。

 

 

さてさて、来週には、

奇想庵での第一弾の企画を発表させていただきますので、

もう、しばらくお待ちください。

 

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《弐拾壱》クラマ - 21.Kurama -

世界の再誕生と成功

 タマで変容の力を身につけ、イドで一度‘死’んだ意識は《弐拾壱》クラマで、地の底より宙に蘇る。立ち上がる童子は「宙」と書かれた金太郎の前掛けをしている。純粋さ、こだわりのなさを持って世界に再誕生する象徴。クラマという響きから「鞍馬山」を思い浮かべる人もいるだろう。遠い昔に金星から鞍馬山に降り立ったとされる魔王尊は、全ての魔を屈服させ善に転じさせる存在。またヒンドゥー神話の「サナート・クマラ」は「永遠の若者」を意味し、私たちの内部に生き続ける者とされる。西洋タロット『世界』『宇宙』に対応する《弐拾壱》クラマは、世界、宇宙とはまず私たちの内部世界であることを告げる。

 玄武は一般的に亀に蛇が巻き付いた姿で描かれるが、このカードでは、亀の乗るしめ縄に蛇を見ることができる。邪気を祓い、神域との結界を意味するしめ縄と、強靭な亀の甲羅に守られ彼(たろう)は蘇る。頭上の月の満ち欠けは、宇宙のリズム、新たな秩序が世界にもたらされたことを表す。

(21.クラマで、大アルカナの22枚の解説は完了しました。
明日以降、小アルカナカード解説を続けます。)

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《弐拾》カモ - 20.Kamo -

霊的体験「何も心配はいらぬ」

 《拾七》ハタと対のカードとして《弐拾》カモがある。古代京都の豪族には秦氏の他、賀茂建角身命(カモタケツヌミノミコト)を祖とする賀茂氏が知られる。神武天皇を先導した八咫烏と同一視され、上賀茂と下鴨の両社の祖神でもある。

 このカードは22枚のカードの中で、最も「あの世」的な静けさを感じさせる。天上から派遣された八咫烏を彷彿とさせる天上人が浮かぶ静かな泉に、蓮の花と番(つがい)の鴨。それは誕生を待つ者の住む世界のよう。池に刺さった丹塗りの矢は上賀茂神社の祭神、賀茂別雷大神(カモワケイカヅチノオオカミ)のシンボル。母神の玉依姫(タマヨリヒメ)が矢を枕元に突き立てて眠ったところ身籠ったとされることから、天上の神との交わりを暗喩する。つまり、別次元との融合による、全く新しい世界の現れを待つ状態を指す。深く沈潜し、変容を「直接」見ると…アダシノの不安の下で、あるいはイドの中で進行する真実の変容のようすが、ここに現れているのである。

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《拾九》アマテラス - 19.Amaterasu -

幸福と真実を寿ぐ

 言うまでもなく日本で最も偉大な太陽神 天照大神がモデル。三種の神器「鏡」を頭に掲げ、鮮やかな「松」のモチーフと豊かに実った「稲穂」、そして「薄紅梅」色の着物。アマテラスのカードは「玄武≒亀」が司っているので、鶴と合わせて「鶴亀」……日本ならではの「寿」のしるしが、アマテラスにはちりばめられている。

 陽はついに昇る。どんな暗闇でも、たった一筋の太陽の光が届くと、たちどころに明るくなる。怖れていたものに光が当たり、多くは怖るるに足らぬものであったことが明らかになる。もはや秘密はない。

 日本神話上もっとも名誉ある女神であるが、その運命を受け入れるということはいかなることなのか。出自が高貴であるというだけではなく、高貴さにふさわしい気品と統率力を身につけるとは?その尊厳を裏付けている明るさと力強さ。隔てなく照らすという奉仕。アマテラスは新しい門出に立ったあなたを照らし、稲穂を捧げ、祝賀しているのだ。

 

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《拾八》セオリツ - 18.Seoritsu -

隠された神秘との出会い

 西洋タロットの「月」に対応する《拾八》セオリツ。日本の女神「瀬織津姫神(セオリツヒメ)」がモデル。祓戸(はらえど)四神の1柱で「大祓詞(おおはらえのことば)」の祝詞(のりと)には、「川の瀬にいて人々の罪穢れを大海原に持ち出す神」とある。神道の真髄は穢れを祓うことにあるのだから、この女神の役目はとても大きい。しかし、太陽神として崇められている天照大神(アマテラスオオミカミ)ほど知られた存在ではない。

 火(カ)と水(ミ)のエレメント「カミ」で一対と考える京都タロットは、隠された謎の水神『セオリツ』の発見こそ、その主要テーマ。あなたの中に眠る神話と深くリンクし、見い出されるのを待つ。報われなかったものに光を当て、タブー視していたものを直視すると、その中にある果実が見えてくる。セオリツの足元には桃が並ぶ。桃は古代中国では不老不死を表す聖樹の実として知られ、隠された楽園「桃源郷」も桃の文字よりなる。

 

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《拾七》ハタ - 17.Hata -

新たな仕事の発見と明るい前途

 西洋タロットの『星』に対応。夜空の下、大きな機織り機で織る女性。脇からは羽根が生え、日本昔話『鶴の恩返し』を連想させる。鶴の恩返しでは、人間に覗かれることがないように部屋に篭る女性が描かれたが、ハタは星空を背景に宙の力を借りながら作業をしている。

 古代、京にやってきた豪族、秦(はた)氏は政治的というよりむしろビジネスとして養蚕や機織りの技術をもたらし繁栄した。《弐拾壱》クラマの再誕生のエネルギーが鍵となる鏡の宮のこのカードは、アイデアやインスピレーションが現実世界で役立つ具体的な手段を持ったといえる。また、現世御利益を表す白蛇が、日本女性の最初の仕事と言われる機織りを頭上より見守っているのは、明るく美しい前途を表す。自らの羽根を紡ぐことは内なる技術、アイデアの表現であり、それは宙とのコラボレーションによって実りをもたらすのだ。

 

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《拾六》ミカヅチ - 16.Mikazuchi -

劇的な変革、天啓

 武甕槌神(タケミカヅチノカミ)は、イザナギの「剣」についた血から生じたとされる剣の神。このことはイザナギの在る稲穂の宮で育ててきたものが一つの完了を迎え、新たなステージへと変化を遂げたことを告げている。過激なまでの劇的な変化。伝統や権威の失墜があるかもしれない。手放し難かった価値観や想いが崩されるかもしれない。それは、青く渦を巻く空で表されているように「晴天の霹靂」的な訪れ方をするかもしれない。雷=イカヅチが落ちるような。

 菅原道真は雷神と同一視され、彼を不遇に陥れたものを死後、雷を落として懲らしめたとされたが、シンボリズム的に解釈するなら、新しい時代に即さない古い秩序は破壊されると見るべきだろう。牛の角が生えた赤熊(しゃぐま)を被った男は、祇園祭で踊る‘棒振り’か、もしくは‘牛頭天王’を彷彿とさせる。厄神であると同時に厄を祓う力強い象徴。さらに、雷は天啓のシンボル。永い思索を喝破するごとくの偉大な閃きを予感させる。

 

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《拾伍》オロチ - 15.Orochi -

毒と剣で現実を制する

 素戔嗚尊(スサノオノミコト)のヤマタノオロチ伝説のクライマックスシーンが描かれる。素戔鳴尊は八つの門の内側に置かれた八つの桶に強いお酒をたっぷり入れ、さまざまに策略を巡らせてオロチを迎え打つ。まんまと酔っ払い、首を落とされるオロチ。策略に長け、女性を手に入れる素戔鳴尊の物語は痛快で、事態の深刻さを吹き飛ばしてしまう。西洋タロットの『悪魔』に対応する《拾伍》オロチは、剣の宮において起こりがちな深刻さの打破を教え、強いお酒と策略の意味するところは、社会に出て遭遇する残酷さに対抗するためには、自身にも免疫となるような毒も必要だと伝える。剣を現実に即して使うとは、自らの中の毒も出していくこと。そうすることで、伝家の宝刀たる『草薙の剣』をオロチの尾より発見するに至る。つまり、毒を持って毒を制する軽やかさを王者の条件として身につけるのことを説いている。

 

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《拾四》タマ - 14.Tama -

パートナーシップと変容

 「タマ」と言う響きは、魂、霊力を連想させる。人生を変容に導くタマ。日本の神話や民話にも、たとえば山幸彦が豊玉姫から手渡された塩満珠(しおみつたま)と塩乾珠(しおひるたま)や、浦島太郎が乙姫様から持たされた玉手箱など、タマという名の付くそれらの道具に、変容をもたらす摩訶不思議な力が込められていることを伝えている。つまり「女性と霊力」をタマは象徴している。タロットの秘儀的に例えれば、女性の掌に包まれた水晶珠は、西洋の賢者の石に近い。女性の愛を勝ち取ることは、霊力を授かることと同義であり、人生に変容をもたらす恋の力とは、水晶玉を、まさに今、渡されようとする、この瞬間の女性の姿そのものにある。

 タマは勾玉の宮のすべてのカードに影響を与える。男女間をはじめ、すべてのパートナーシップ、人間関係を本当に大切にすることが、いかに人生に変容をもたらすものであるのかを知っていく。

 

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